【衝撃ニュース】2019年から天皇誕生日の祝日がなくなる!?その理由とは?「二重権威」の意味は?


こんにちは。イベトレです。

 

クリスマス前の貴重な祝日としてとてもありがたい12月23日の「天皇誕生日」、ご存知の通り天皇陛下のお生まれになった日ですが、なんと、2019年は「天皇誕生日が祝日ではなくなってしまう」のです。

 

どういった経緯でそうなったのか、詳しくご紹介します。

祝日は国立天文台が発表する。

日本の祝日は毎年、国立天文台が前年の早い段階で発表します。2018年は2月1日に発表がありました。

 

2018年から8月に「山の日」が制定されましたが、それも2017年のうちに発表されていたのです。

 

2月1日に発表された2019年の祝日に、なんと祝日の中に「天皇誕生日」が含まれていなかったのです。

 

なぜ2019年は天皇誕生日の祝日がない?

ではなぜこのような事態になってしまったのか。

 

天皇陛下は生前退位として、2019年に現皇太子さまに天皇をお渡しします。現在の天皇陛下の退位日と2019年に天皇に即位する皇太子さまの誕生日に関係しているのです。

 

では、生前退位はいつ行われるのかというと、2019年4月30日が退位日となり、皇太子さまが翌日の5月1日に新たな天皇に即位することが決定しました。

 

そして皇太子さまの誕生日は2月23日、即位する5月1日の時点ではすでに天皇誕生日は過ぎており、最短でも次の天皇誕生日が2020年の2月23日になってしまうのです。

 

そのため、2019年では天皇誕生日が国民の休日から外されたのです。この出来事はかなり珍しく、祝日法が施行された1948年以降、初めての事なんです。

 

2020年以降の天皇誕生日は?12月の天皇誕生日はどうなるの?

2020年以降は皇太子さまの誕生日である2月23日が天皇誕生日として制定される見込みのようです。

 

そして、気になる12月23日はというと、現在のところは当面平日となる見込みです。

しかしクリスマス前であるという事情と、年末の忙しい中での祝日だったので、かなり有意義な祝日であった事には変わりありません。

 

天皇陛下の皇位継承後に12月23日を祝日とするのか平日とするかについては国民各層の幅広い議論が必要だとして、完全に平日化するかどうかについては様子を見ているようです。

 

「二重権威」の意味は?今回の問題とどんな関係があるの?

今回の生前退位によって「二重権威」という言葉に注目が集まっています。

 

二重権威とはどういう意味なのかというと、まず天皇は日本に一人しかいません。神聖不可侵な存在は絶対的な存在として一人であるのが当然です。

しかし、天皇、上皇それぞれ同じような権威を持ち続けるような形を取ってしまうと、天皇の権威が失われる可能性もあるのです。

 

それを二重権威として、そういった状況にならないように注意しているのです。

 

仮に2019年の12月23日をそのまま継続して天皇誕生日にしてしまうと、即位後の天皇(皇太子さま)と上皇(天皇陛下)の二重の権威として国民に映りかねないという懸念もあるとのこと。

 

「上皇と天皇の権力争い」と捉えている人もいるかもしれませんが、そういった意味ではなく、新しく即位する天皇の権威が損なわれないように配慮しているという意味なのです。

こんなことも考えられる?新たな祝日誕生?

 

皇位継承で皇太子さまが天皇に即位するのが2019年5月1日です。なんとゴールデンウィークの真っ最中ではないですか!

 

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この日が祝日になればゴールデンウィークが10連休などの大型連休になる可能性が出てきます。

 

実際に政府は2019年の5月1日を祝日か休日にする方向で検討しているそうです。昭和の日(4月29日)と憲法記念日(5月3日)の間が祝日となればこの期間がかなりの大型連休になりますね。

 

まとめ

12月23日は本当にクリスマス前の貴重な祝日でした。

 

パーティーの買い出しや、食べ物などを作る最後の追い込みにかなり役立つ祝日でしたから(笑)

 

のぞみは完全に無くなったわけではありません。国民の祝日としての復活を期待しましょう。

 

 

 


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