母の日は何日?母の日の由来や贈り物を紹介します【2018年版】


5月のイベントといえばゴールデンウィークもそうですが、母の日も見逃せないイベントですよね。母親に感謝の気持ちを伝える母の日、一般的にはカーネーションを贈りますが、母の日の由来など知らない方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

今回は母の日の由来や贈り物について、世界の母の日などに注目してみました。

日本の母の日の始まりついて

母の日はどのように伝わって来たのでしょうか。母の日が日本に伝わったのは大正時代と言われています。元々はアメリカのキリスト教関係者から日本に伝わりました。

日本に伝わりまだ間もない頃は当時の皇后様の誕生日である3月6日が母の日に設定されていたこともあるんですよ。

全国的に国民の行事になったのは森永製菓が開催したイベント「第一回 森永母の日大会」というイベントでした。どのようなイベントかというと、森永製菓が全国の団体に呼びかけ、母親を讃えるイベントとして、としまえんにお母さんを無料招待しようというイベントでした。

ポスターを貼ってある貸店舗で整理券を配布、約20万人ものお母さんを豊島園に無料招待するという大規模なイベントでした。

そこでは豊島園までの電車の乗車券や入場券、森永製菓のお菓子の引換券や福引券などが入っており、当日は豊島園で「母をたたえる式」が大々的に行われました。そこには園内で遊ぶ子供達とお母さんたちで大変賑わいました。

森永母の日大会はそれから全国の主要都市で行われ、毎年開催されるようになりました。日本で母の日が国民的な行事になったのはこれが始まりといえます。

母の日の由来について

日本での母の日の広がり方についてはご理解いただけたと思いますが、そもそもアメリカのキリスト教で母の日が生まれた由来についても説明しましょう。始まりは1912年に遡ります。

アメリカのとある田舎町にアンナという少女が暮らしていました。アンナの母親は教会で日曜学校の教師をしていて、その一生を町の子供達のためにつくした心優しい女性でした。しかし母親はある日亡くなってしまいます。

アンナは母親を偲び母親が日曜学校の教師をしていた教会に母親の好きだった白いカーネーションをいっぱいに飾りました。そしてそのカーネーションを葬儀の出席者に配りました。

この出来事がアメリカ全土に広がり、1914年には5月の第2日曜が母の日として制定されたのです。子供から母親に、そして母親を慕う人々に感謝の気持ちを表したのが始まりだったのですね。

2018年の母の日は何日?

2018年の母の日は5月の第2日曜日である5月13日(日曜日)です。

ちなみに過去5年間と先5年間の母の日をご紹介しておきます。

  • 2013年:5月12日
  • 2014年:5月11日
  • 2015年:5月10日
  • 2016年:5月08日
  • 2017年:5月14日
  • 2018年:5月13日
  • 2019年:5月12日
  • 2020年:5月10日
  • 2021年:5月09日
  • 2022年:5月08日
  • 2023年:5月14日

なぜカーネーションを贈るのか

母の日の贈り物は赤いカーネーションが現在のスタンダードですが、アンナのケースの場合は白いカーネーションでしたよね?それはなぜか。

母の日がスタートした当時は母親が健在の人は赤いカーネーションを、母親が亡くなっている人は白いカーネーションを自分の胸に飾っていたと言います。それがやがて母親にカーネーションを贈るという習慣へ変化していったと言われます。

最近ではフラワーギフトが最も多い贈り物であると言えますが、スイーツやキッチン用品など、様々な形で感謝の気持ちを伝えるケースも増えてきたようです。

贈り物と一緒に感謝の気持ちをしっかりとお母さんに伝えましょう。

普段面と向かって感謝の気持ちを伝えることも少ない人は、こういったイベントをうまく活用して感謝の気持ちを伝えてみてはいかがですか?


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